リアクティブ・テスト (Reactive Tests)
英雄が自ら課題を克服しようとしていない時でも、ディレクターは前後の脈絡なくプレイヤーにテストを求め、パワーロールが行われた後に初めてそのテストの内容を説明することがある。これは、英雄がプレイヤーの知らない重要な何かを知ったり、気づいたりするチャンスがあるときによく行われる。
リアクティブ・テストは通常、以下の状況で行われるが、ディレクターは適切なあらゆる場面でこれを用いることができる:
- 隠された環境的特徴: 隠し扉、隠し罠、あるいはその他の偽装された環境的特徴に気づくために判断力テストを求める。
- 隠れた敵: 隠れている敵に気づくために判断力テストを求める(あるいは前述の「NPCが欺瞞的課題でロールする」のルールを使用する)。
- 隠された意図: 会話中に判断力テストを求め、英雄がどれほどNPCを読み取れるか(嘘をついているか、情報を隠しているか、感情的反応を隠しているか)を判断する。(これも「NPCが欺瞞的課題でロールする」のルールを使用できる)
- 伝承の想起: 新しい物体、情報、あるいは出来事に遭遇した際、英雄がそれについてどんな歴史や詳細をすでに知っているかを判断するために、ディレクターは知力テストを求めるかもしれない。
- クリーチャーとDTOのテスト: 『Draw Steel: Monsters』に登場する一部のクリーチャーやダイナミック地形オブジェクト(DTO)は、英雄にリアクティブ・テストを要求する特徴やアビリティを持っている。これらのテストはスキルによって修正することはできない。
オプションルール:秘密のリアクティブ・テスト
ディレクターによっては、プレイヤーに依頼するのではなく、ディレクターが英雄のためにリアクティブ・テストのパワーロールを行うことを好む場合がある。これにより、隠されたオブジェクト、クリーチャー、動機、情報などについて、プレイヤーに「何か得られる情報がある」と察知させることなくロールを行うことができる。ディレクターがロールを行うには、全員の能力値とスキルを(物理的あるいはデジタル的に)手元に記録しておく必要がある。